35倍ズームレンズを搭載した「ニコン COOLPIX A900」を買いました ①外観チェック編
ニコン COOLPIX A900 を購入
4年くらい愛用してきたコンパクトデジタルカメラ(Nikon COOLPIX P330)が、外観だけでなく機能的にもだいぶ古く感じるようになったので、近所のケーズデンキで同じニコン製の「Nikon COOLPIX A900」を購入することにしました。
この「COOLPIX A900」を選んだ理由は、コンパクトな本体に最近のトレンドとなっている高倍率ズームレンズ(光学35倍、デジタル70倍)を搭載していることに加えて、フルHDの4倍の情報量をもつ「4K動画」まで撮影することができるという優れものだからです。
スマートフォンの普及でここ数年コンパクトカメラを使う人がかなり少なくなったといわれていますが、スマートフォンのカメラだと遠くのものを高画質まま拡大することができないので、やはりズームレンズを搭載したデジタルカメラを一台くらい持っていた方がなにかと便利ですね。
ちなみに、購入前に実店舗で確認したところ、ケーズデンキ、ヤマダ電機、コジマなどの家電量販店での実売価格はいずれも4万円以下(税別)となってました。
まずは、外観のチェックから
A900 の外観を詳しく見ていきます。
まずは正面から。高倍率化でレンズが少し大きめなので「COOLPIX P330」よりも一回り大きく重量も少し重いようですが、気になるほどではないでしょう。
電源を入れるとレンズが繰り出す。ズームするほどレンズは伸びて最大で1.5倍近くの長さになる。電源オフでこれだけ立派なレンズがボディーに収納されるのには正直驚きです。
次は背面。いろいろなボタンが配置されているがどれも作りが良くて押しやすい。液晶モニターは3型でタッチ式ではないが、タッチ式だと液晶モニターに触れないよう気を使わなければならないので、この方が使い勝手が良いですね。
引き出してアングルを変えることができる。
これは、手前に真っすぐ伸ばした状態。
90度起こして正面にも向けることができるので、モニターを確認しながらの自撮りも可能です。
上面右側。ダイヤル類の質感も上々である。P330のダイヤル類がとても安っぽい作りだっただけに、この作りの良さは嬉しい。
上面左側。ロゴの位置にストロボがあり、パックマンのようなマークの右にあるレバーをスライドさせるとストロボが上がる。マークがあるところをみると、Wi-FiとBluetooth はこの位置にあるようですね。
ストロボの位置が高いのは長く伸びるレンズでストロボの光がさえぎられるのを防ぐためですね。
ボディー右側面。ストラップホールと、USBとHDMIの端子、そしてNFC(近距離無線通信)機能があります。
左側側面にはストラップホール以外に何もなくスッキリしている。
底面右手にバッテリー(EN-EL12)とSDカードをセットする。※ちなみに、手持ちの大容量マイクロSDカード(128GB)をアダプター経由で使ったところ特に問題なく使うことができました。
バッテリーは「P330」と共通だったので予備バッテリーを購入しないで済みました。
底面左手には三脚穴がある。
まとめ
この薄いボディーに35倍のズームレンズが収納されているのには驚くばかりですが、このレンズの凄いところは「EDレンズ」が4枚も使われているところです。
EDレンズというのは色のズレを低減した高性能レンズで、画像の高画質化に欠かせないものです。このレンズが4枚も使われているのですから、A900への力の入れ方がよくわかりますね。
次回は「機能編」の予定です。ぜひお楽しみに。
END